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就職活動中? / 逆求人の感想 2017

雑記

こんばんは。kyontan (就職活動中)です。 括弧書きをするとそれっぽいですね。

この記事は 12月24日 に公開される予定ですが、とりあえず色々思うところもありこの部分は 12/11 に書いています。多分どんどん加筆するので長くなるでしょう。
もし24日にこの記事が公開されていたら、それは、 whywaita Advent Calendar 2017 が24日目であり、25日目には whywaita が記事を書くということです。
おそらく誰も遅刻しておらず、無事にクリスマスが迎えられるのでしょう。多分 WHITE ALBUM2 をプレイするといい感じに心が折れていいと思います。僕は多分まだクリアしていません。

さて、記事のURLにもありますが絶賛就活中です。本当に?

自分史上最も性格の悪い文章だという自負があります。途中で奢っていたりマウンティングがあったりします。しかもそんな文章が10000文字以上あります。
気持ち悪いと思ったらすぐにブラウザバックを推奨します。ブラウザバックって最近見ないですがご存知ですか? (→出口)

キーワードは「承認欲求」です。企業よりは人に承認されたいですね。とりあえず Just Because! の10話を見てください。

ちなみにこの記事で述べている過程については全部具体名含めて色々とメモを取っており、このページ (関係者向け) に色々書いてあります。見たい人は入部してください。ところでこの記事は UEC Advent Calendar とは関係ありません。

最後までお読みいただければ大して真面目にやってないな / お前クソだな、ということは伝わると思います。
真面目に就活をしているかは怪しいですが、とはいえ雑にインターンをしてそのまま就職したり、いわゆるTwitter就職/VR転職なんかをする能力/気持ちもないのでそれっぽいフローを実行してみています。そんな話です。

つまるところ、逆求人を一度やってみたかった人間が逆求人をやったので各サービスの雑感を書いただけです。
どのように振る舞ったかというロールプレイングの一例があることにより、これを誰かが読んで活かして頂けたら面白いかなとも思うので書いています。

 


 

私は都内の国立理系単科大学の情報系の学部3年生です。(2017/12/23現在)

研究室配属は来年からですが、つい先日 (12/6) に配属先は決まり(仮配属)、ネットワーク系の研究ができたらなと思っています。
詳しいことは本名でググると色々ヒットすると思います。 Wantedly の情報は逐次更新しています。

役に立ったことはないですがIPAの資格がたくさんあります (AP/NW/SC/ES)。小型特殊自動車運転免許を持っていますが運転したことはありません。あと煙火打揚従事者を持っていて4号玉の打ち上げ花火を行った経験があります。

ICTSC というインフラ技術に興味がある学生による学生のたけのコンテストの運営を4回ほど務めていました。チームプレイって大切だけどめっちゃ難しいですね。心が折れます。(日本中に散らばる20人の学生がリモートで半年間大会の準備するんですけど〜って行ったらしばしば同意されました。社会は厳しい)

大学院への進学も検討しており、研究室との相性が良ければ/研究が面白ければ進学したいと思っています。とはいえその決断をしないといけないタイミングはあまりにも早すぎますね……。(来年の5月ごろ?)
ですから、とりあえずIT系の企業を色々見てみることにしました。とはいえこの時期はまだ大手の企業は動き出してないのかな、と思いWeb系を中心に見ています。(と思ったら外資系の一部なんかは既にプレエントリーを締め切っていたりしました。素早い)

 


 

背景/スタンス

逆求人というものには以前から興味があり、単純に承認欲求が満たされたかったので登録しました。

趣味でもプログラムを書いたり、GitHub に OSS を公開していたり(使われていない)、体外的な活動も無ではないということで、それがどの程度企業に評価してもらえるのかというのに興味があったのが大きいです。最近は転職ドラフトでの提示額を元に給与交渉するみたいな話も一部で見かけますが、そういうことをやってみたかっただけです。
(もちろんそれによって企業の層が大きく偏るのは分かっています)

逆求人系サービスも色々あるらしく、僕はいわゆるエンジニア学生向けのサービスしかないと思っていたら文理問わないものもあるようなのでいくつか登録しました。Wantedly は逆求人ではないと思いますが、スカウトが飛んできたことがあるので並べています。

  • キャリアセレクト
  • サポーターズ
  • ニクリーチ
  • OfferBox
  • (Wantedly)

スタンスとしては、「院に行くかもしれないし行かないかもしれないのでとりあえず色々見る」「自分の価値が知りたい(承認欲求)」です。自分の価値は自分で決めろ、それはそうですね、もちろんある程度自信はありますが、客観的な評価も気になるので……。

これはメモ書きですが、こんな感じです。つまりあまりこれというものはない。あやふやな人間です。

  • 良い人事がいる会社はある程度いい会社であると確信が持てる
    • クソな人事と一度でも会ったら絶対に蹴る
    • そこは結局マッチングなんですが
    • 中の人ともちゃんと面談しましょう
  • 条件 (MUSTではない)
    • そこそこのお賃金
    • 役に立つサービスを作っている
      • 自分の生活に関わっているとより嬉しいですね
    • 技術的にイケてる会社
      • 別に新しい技術を使っていることにこだわりはない
      • 「正しい技術選択」という言葉を濫用しています
    • いい人がいる / コミュニケーションを重視している
      • 企業は集合体なのでソロプレイではなくチームプレイがちゃんとできる
    • 朝遅い
      • 体質的に朝弱いので、最も早くても10時出社
        • それより早いところは気持ち的に相性があってもどうせ破滅するので
      • 11時 or 12時がベター。フルフレックスがベスト
    • リモートができるととてもうれしい
      • 通勤辛い / だからといって別に東京に住みたくない
      • 今の自分の住んでいる場所には愛着があるので、リモートでなくても近かったら嬉しいですね
      • 温泉がある会社とかあったら何も迷わず行ってしまう可能性がある
    • 気持ち的なマッチング
  • 授業をサボらない
    • 調整をする気がない/こちらの都合に合わない時間を指定してくる会社は問答無用でクソ判定
    • 仮にそんな会社に入ったとしてそんな人間とはやっていきたくない
    • 学生の本分は

 


 

やりかた

サービスに登録します。自己PRをちゃんと書きます。待ちます。

自己PR はとりあえず過剰な量を書いておくとまあ変なやつだなと興味を持ってもらえるのではと思ったので書きました。真面目に自分の価値が知りたいので内容を盛るようなことは全くしていません。
無駄に資格/免許も10個ぐらいあるので書きました。

自己PR読んでないなこいつ、みたいなスカウトは問答無用で蹴りました。

1on1 について

逆求人というと、私は 1on1 イベントの印象が強いです。元から強かったので気の所為かもしれません。(それ以外だと普通に会社からオファーが来て見学/面談だと思います)

仕組みとしては、25分程度の面談が8〜10タームほどあり、それぞれのタームで企業へ自己PRをしたり質問をしたりします。

イベントにもよりますが、各タームで話す企業の方は基本的に事前に登録しているプロフィール情報を元に指名されて来られます。(イベントによっては全社面談ということもあります)
プロフィール情報を元に来られるということは、これは外せないという条件は事前にプロフィールに書いておいたほうがミスマッチが少ないわけです。例えば朝遅いとかは書いておけば朝早い会社は勝手に避けてもらえるでしょう。(僕は具体的な時間を書かなかったので結構ミスマッチしました。ミスです……)

自己PRは適当な(雑という意味ではない)スライドを作って5分ぐらいで話します。僕はちょっと長くて毎回8〜10分ぐらい掛かってましたが……
プレゼンが上手いとは思いませんが、流石に自分のことぐらい空でも喋れるので、相手の顔を見ながらやります。

人間観察的な話になりますが、顔を伺っていれば企業とのマッチングがどうかというのがある程度分かります。お見合いですね。
具体的には、相手がメモを取っていればそれはどのタイミングか? スライドのどのあたりを見ているか? どんなところで相槌を打ったり頷いたりするか? などを見ています。

スライドはやってきた/やりたい事の話が主になるので、技術的な話ばかりになってしまいがちですが、人事の方には技術の話が全く通じない方もいるのでノンテクニカルなエモい話も入れておくと良いでしょう。よしなにやる。

僕はとにかく素を出してやりました。朝遅いとかそんなしょーもなさそうなことも普通に企業選択基準のスライドに書いたし、こっちにとっては笑い事ではないのでちゃんと話します。
意外と(6社ほど)「朝遅いってどのくらい?」という突っ込みを受けたので、割と企業の方も気にされているようでした。ちなみにそこで「うちは9:30なんだよね」と言われたことが2回ほどあり、破滅しました。話していると真の裁量労働とそれ以外が良く分かります。

あと、指名の場合にはトップで指名されてるな/そんなに順位高くないな、というのが面談に対する雰囲気で分かります。わかりやすくて良いですね、良いのか?

1on1とは言いますが半分ぐらいの企業はエンジニアのペアで来られます。また、1人の場合でも人事ではなくエンジニアの方が来られることもあります。現場のエンジニアの人が来る時は特に採用イベントに無理やり連れて来られたのか、そうでないのかというのが分かりやすいです。観察すると面白いですね。
観察する側としては面白いですが企業の方もそこらへん留意されると良いのではないかと思ったりします。そういう時は普通に雑談をして終わります。というより、普通にやる気があるエンジニアの人とも大抵雑談して終わります。このポジションの差は……

勢いがあると、30分の間に会社見学やエンジニア面談の予定を入れられたりします。エモいですね。「じゃあ来週来ない? カレンダー見れる? じゃあ○日のx時ね!」エモかったです。

ちなみにマッチ感がない場合はとにかくしんどくて、突然自己PRしたあとに「質問ある?」とか聞かれます。そんなものはない。こちらへ質問することも無いままに質問ある? って言ってくる企業だいたい自分に興味ないですよね。

僕は興味がない感じを出すのが苦手なので、「一度会社に面談に来てよ!」とか言われると断れません。とりあえず頷きながらメールで謝ったりします。心が弱い。

大抵のイベントでは面談が全て終わった後に懇親会があり、なんか軽食をつまみながら先程の方々とお話しできます。たいてい企業側は二手に分かれて面接をしているので、1on1のときに話していなかった人事/エンジニアの方と話すこともあります、というか話に来てもらえます。承認ですね。

最初からお酒があると企業の人も本音が言えて面白いのではと思ったりします。というか酒を飲んでくるなとは書いてないので飲んでいけば良さそうですね。

 


 

サービス別

サポーターズ

多分有名なサービスですね、というか前から知っていたので登録してみました。10月末ごろに登録しましたが、たくさんサポートが飛んできます。承認感ありますね。首都圏の学生だと、サポートを受けて実際に会えば交通費的な感じで1000円とか3000円貰えます。10000円もらえるものもありますが後述します。

めっちゃ有名な企業から、できたばかりのスタートアップまで結構色々な企業が登録しています。というかAWSみたいな企業がいるのは流石にびっくりします。
主に2種類のサポートがあって、企業が直接送信してきて、説明会や座談会、見学に行くものと、サポーターズが主催する1on1イベントがあります。後者は1日で10社近い会社と30分ずつ面談ができます。あとは自分から企業へ話を聞きに行くこともできますが、僕はしていません。

登録して2ヶ月弱で52件のサポートが飛んできました。つまり1日1件ぐらい飛んできて承認です。とはいえ後述する OfferBox と同じでテンプレ文が多く、9割以上非承認にしています。僕は性格が悪いのでちゃんと「その他」でそういうメッセージを書いて断っています。

ここから下はマウンティング感が強い文章になっており、自分でも大変性格が悪いなと思いながら書きます。気持ち悪くなったら読み飛ばすなりブロックなりしてください。

ところで、1on1イベントは2種類あり、学生側からイベント募集ページへ応募するものと、サポーターズからサポートとして来るもので学生側のイベント一覧からは見えないものがあります。

その中にもシークレットイベントと称されるものがあります。初めて来たサポートがシークレットイベントでした。承認。

最終的に通常イベントは参加せずに終わったのですが、シークレットイベントの方は学生が全国から集まってきていて、企業側も聞いたことがある企業ばかりという感じでエモいイベントでした。学歴コンプがなくても流石に学生一覧を見て心が折れそうになりました。そんなところにお呼び頂けるだけでも承認された感がありますね。

ちなみにプレミアムシークレットイベントというものがあり、シークレットイベントに招待された人のさらに一部だけが招待されるイベントがあります。
参加しましたが企業も学生もすごいですねという感じでした。あの会社って逆求人やるんだ、みたいな気持ちになりました。エモいですね。

その他には○○さん限定の10000円サポートみたいなものがあります。サポーターズのサイト経由ではなくメールだったので、多分ドタキャンの穴埋めという感じでしょう。ちなみにリンクから応募ページをみたら枠が埋まっていたので、別に僕限定ではなかったんですねという気持ちになって承認されなかった感で一杯になりました。全部で4回ぐらい来ました。
ちなみにちゃんとしたプレミアムイベントもあるらしく、これシークレットイベントと何が違うんや、という感じでした。そっちで10000円欲しかったけど3000円でした、プレミアムとは。承認されたけど非承認にしました。

結局、プレミアムシークレットイベントとシークレットイベントの2回に参加しましたが、イベント自体は大変エモでした。
企業の人事側もとてもやっていきのある感じで、とても盛り上がりました。お見合いってこんな感じなのかな……って思いました。結納……

 

面談のあとにはお酒とピザを囲んで懇親会が1時間あります。疲れているとチューハイ1本で酔います。ヘロヘロになると口が滑るかもしれませんね。本音で話しましょう。

イベントの雰囲気としては、なんとなく閉鎖的な印象がありマイナスの印象でした。結構学生の動きを縛ろうとしてくるきらいがあり、指示通りに振る舞うことが要請されます。例えば「企業が入ってくる1分前には立って入り口の方を向いて待つ」「空きタームであっても部屋から出てはいけない/企業が入るときには立って待つ」「移動とかを結構細かく指示される」「受付終了時間10分前に電話で位置確認される」などという感じです。色々あったんでしょうね……

以前から面識のある企業との面談は基本的に避けられるはずなのですが、企業側の強い要望で入れられた(と言われた)にも関わらず面談で全く興味なさそうにされるとか、そういうことがありました、しんどい。選考で落とされていない限りは飛ばしてもらえないようです。

過去のアルバイト先の企業と会ったときには流石にヒヤッとしましたし(和解した)、先月インターン行ってた会社のCTOとの面談は雑談でしたし、現在のバイト先の人事の人からは前日にメッセージが飛んできてヒヤッとしました(和解した)。

とりあえず朝早い(9:45は早い)のはマイナスポイントです。夜の合同説明会を見習って欲しい。

(後日談: 色々書いてたら1万円のサポートが増えたので何かの圧力を感じるが今後お世話になることはないでしょう)

(2018-01-26 追記: 一度断った会社からのサポートが延々に来続けるので、大量送信はクソだなと思いました)

 


 

キャリアセレクト

実はここが最初に登録した逆求人系サービスです。5月頃に中の人からある日突然 Facebook の友達申請があり(これはちょっとだけ怖い体験 / 学生の繋がりを辿っているっぽい) 、そこからなんやかんやあり登録しました。

中の人と一度Skype面談があり、スキルの確認や企業の方針などの意識合わせがありました。それぞれのユーザーにメンター的なものが付く仕組みらしく、色々案内してくれるようでした。
なんやかんやあり、6月頃にここを通じて何社か直接面談しましたが、正直何も得られなかったなというのが感想でした。夏のインターンの案内なんかはありましたが「後ほどご連絡しますね」と言われたのに何も来ないということがありました。○○許さん(和解した)。難しい

サイトにプロフィールを登録しておけば11月からは企業からスカウトが来る仕組みみたいですが、今のところ何も来ていません。

1on1 イベントはサポーターズのイベントに2回行った後 (最も直近) に行きましたが、雰囲気が温和な感じでやりやすかったです。(開始時刻が遅いのも++です)

企業側の指名順位を元に面談相手が決まります。順位はなんとなく分かります。

あと、運営の人はとても良い人なので、面談したくない企業を伝えるとどこからともなく謎の力が働いたりします。
ちなみにインターンの応募を迫ってくるという噂の Fringe81 のことです。面談していた他の参加者の方にあとで伺ったところ、技術の話は分からないのでスライド飛ばしてと言われたらしく、エモいなって思いました。

イベント後の懇親会はお寿司が出ますがお酒は出ないです。どんなときもとりあえずお寿司を食べると笑顔になれます。めっちゃ食べてたら人事の人に疲れてないの? と聞かれました。疲れてお腹が空いたので寿司を食べていたのですが……

その前の週のサポーターズのイベントに引き続き、バイト先の人事の人と会ってヒヤッとしました。どこに言ってもおられますね……
(エンジニアの採用人事が技術分からないんで〜って言うのなんとかして欲しい)

イベントの数日後に企業からの反応のレビュー等がありました。このあたりのアフターサポートはちゃんとしている感じがあって良いですね。特に恩恵はないですが今後お世話になるかもしれません。

 


 

ジースタイラス

登録もしてないけど、友人曰く「(企業による)指名順位が全部見えておもろい」だそうです。今考えると登録すればよかったが今更やるのも面倒くさいので読者への課題とします。

 


 

ニクリーチ

前から知っていたし肉が食べたかったのでサポーターズと同じタイミング(10月末)に登録しました。
後から会った学生何人かに聞く限り、学部3年/院1年の夏ごろにはニクリーチ主催の焼肉会とかもあったらしいです。秋以降はなさそう、悲しい。

結論としては、とにかく昼が暇な学生が多いんだなと改めて実感するに至りました。私の大学は学部3年でも毎日講義はありますし、そんな昼の12:00-13:30 とかに企業に行ける学生はどこにいるんだという気持ちになりました。

これまでに14件ほどランチスカウトを頂いて、4社ほどお会いしました。ご飯をご馳走して頂けたのは3社です。おかしいな?

テモナ株式会社は特に印象に残っています。延々と4往復ぐらいまともに日本語の意思疎通ができない日程調整を強いられた挙句、最終的にご飯なしの夕方の面談になりました。正直面談の予定をいれるべきではなかったと薄々思っていましたが…… 面談では企業の紹介というよりかは延々と自己PRの批評や人生の指針に関する自分話ばかりされて疲弊しました。
感動した人事の発言をひとつだけピックアップしておきます。「就活って授業休まないとどうにもならないですからね」人事がそれ言う?

なんとニクリーチの運営をしているビズリーチからランチスカウトを頂くことができたので実際に行ってみましたが、さすが採用を知り尽くした運営会社という感じのエクスペリエンスで最高でした。いきなりエンジニアがでてくるのは印象良かったです。やっていきがありますね。

 


 

OfferBox

とあるイベントで会った学生の方々がやってるよーとのことだったので12月の初めに登録してみました。文理問わず受け付けているなんでもありの逆求人サービスという印象でした。

自己PR等の記述内容は多いですが、UXはとても良く、企業側の検索に表示された回数が見られたり、検討中リストに入れられたことの通知が飛んできます。
また、「どうすると検索に表示されやすくなるのか」という点において様々なTipsが適度な頻度で表示され、面白いなと思った次第です。
毎日ログインすると検索順位に上がるの、確かにそれはそうという感じですね。返信率がKPIなんでしょうか。
(Wantedly なんかでもスカウト側の検索ランキングはありますが、どうやると上位にくるのかは明記されていません。)

SIerを含め大企業の登録が多く、逆にベンチャーは少ない印象があります。そういうところの人事がガンガンオファー送ってくるの面白いですね。これが売り手市場……

プロフィールを埋めれば検索に表示されやすくなると書いてあったのでとりあえず全部埋めました。100%です。
(研究内容を書かないと100%にはならないのですが、こういう研究をやろうと思ってますということを書いてお茶を濁しました。)
とりあえず見える数値はこんな感じです。

登録して1週間で6社からオファーを頂いていますが、最初にスカウトを送ってきた会社のメッセージを見たところ、完全に絨毯爆撃感のあるスカウトを飛ばしていることが分かって幻滅しました。テンプレ文そのまま送ってくるの会社が多くてとにかく印象悪いですね。
そんなオファーは承認欲求が満たされなくて、送る側も受け取る側も疲弊するので良くないと思います。そりゃKPI返信率低いですよ。
そんなことを思っていたさなか、運営から 「自己PRは最初の5行が検索結果に表示されます!アピールは簡潔に!」というTipが飛んできたので、自己PRに「テンプレ文お断りです(笑)」(意訳) という文章を書くようにしたらちゃんといい感じになりました。平和です。あれあれーー?

 


 

 

Wantedly

元々高校のころから知っていて登録していましたが、学部3年になった直後に企業からスカウトが飛んできて、なるほどになりました。年齢フィルター……
企業側のプラン画面は色々載っています。見てください。

ウォンテッド・スコアは119です。あと Amazon Student Prime だと無料で Wantedly Premium になれます。なって1ヶ月ぐらい経ちましたが何も来ていないです。ログインとかしてないからね。
5月ごろに3社ほどスカウトが来ました。夏のインターンのお誘いっぽい。あとたまに Wantedly Chat で突然メッセージが飛んできたりしますが謎ですね。無料だからでしょうか。
特筆すべきは、エンジニア座談会というので行ったら他の参加者が全員ドタキャンしていて人事面談になったメルカリです。ボールド感ありますね。これが本当に正しい問題解決ですか?

 


 

 

やってみた結果

色々ありましたが、やってよかったなとは思っています。やらなければ知らなかった良い会社は多くあるし、そうでない会社もたくさんあったので。時間が経った結果、別にやらなくて良い苦労をしたんじゃないかと思っている。

印象が良かった企業と悪かった企業をまとめていると色々な気付きがあります。最初からとは言いませんが、自己分析はした方が良いかもしれないですね。

あと、意外と交通費がすっ飛びます。2000円以下なので出しません! みたいなことを言われても1800円掛かる人間にとっては痛いし、正直企業がその額ケチってどうするのという気持ちにはなります。オフィスで面談みたいなのも意外とすっ飛びます。とくにWeb系に興味がある人間は渋谷が定期券内に入ってないと結構すっ飛んでいくのでは? (六本木も多いですが、定期圏内の人はそういないでしょう……)
ちなみにどんなに少額でもちゃんと交通費出してくれる企業は1社だけおられました。そういったところで印象変わってしまいますよね。本当に?

ちなみに良かった企業は意図的に名前を出していませんが、とにかくいい出会いはたくさんあったのでやっていくのも良いのではないしょうか?
(良かった所は普通に選考を受けています / しかし今書いて選考落ちてもちょっとつらいなと思うので)
本当にエモいなと思った話も幾つかありますし、本当に良い話は良い話だから書けないんですよね。良い人事サイコーです。

しかし、最初は承認欲求が満たされてこそいたものの、人間性は悪くなる一方であり、適切な目標を決めて達成したらやめた方が良いのではと思います。ミイラ取りがミイラになるやつですね。ミイラにはなってないと思っていましたが、思えばそう言っている時点でミイラ化していたのかもしれません。だんだん自我を奪われる香りがします。

(延々と思ったことをサークルの Slack の分報に垂れ流していたんですがあまりにも性格が悪くなってしまったのでやめました。「なんでそんなわざわざ疲弊してるの?」と同期に言われ、それに対する返答は、最初こそ「好きでやっている」であったものの、今は「なんでだろうね?」になりました)

https://twitter.com/sukukyon/status/943029110015606784

https://twitter.com/sukukyon/status/943029144828309504

 

散々サービスや企業をdisっているようにも読み取れますが、人には合うサービスと合わないサービスがあります。そう、人と人も……
今日が何日かをもう一度思い返してください。そう、今日は12月24日、今年も WHITE ALBUM の季節が……

 

色々な企業の方と出会うことができましたが、まだ無い内定です。内々定ももらってないです。俺達の戦いはまだ始まったばかりです。クリスマスもアフタークリスマスも会社に行きます。そんな……

幸せな世界を目指して頑張っていきましょう。あなたはこの記事を読んで幸せになれましたか?

 


 

ちなみにこの記事を始めとした一連の whywaita Advent Calendar の記事はこんな Slack でのやりとりを元に生まれました。

わたしはあなたが望む、メインヒロインに、なれたかな?」

– 加藤恵 (冴えない彼女の育てかた 13巻)

ちゃんとエモい話になっていると良いですね。ここまでお読み頂きありがとうございました。

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