monolog

monora log #=> ものろーぐ

第51回 情報科学若手の会に参加しました

雑記

こんにちは。きょんたんです。最近は「いいえ」というのが流行っています。いいえ。

情報科学若手の会という情報科学オールジャンル若手オンリーイベントに参加しました。でも最近は若手オンリーじゃないみたいです。
前回が初参加で、初参加なのに突然肩を叩かれて幹事になったので今回は幹事としての初参加になります。

ちなみに幹事ってなんだよみたいな話とか私が気になるお金とかの話とかもろもろは代表幹事のkurochanさんが書いていますので興味がある方はご参照ください

発表のテーマとしては毎回様々あるのですが、なぜか近いテーマを複数人が発表するという事象があり、前回はブロックチェーンで今回は機械学習とかプログラミング言語といったテーマがそれに当てはまっていた気がします。

個人的に一番分かりが多かったのは Segment Routing の話で、なるほど経由地を含めた経路のルーティングとかができて便利そうみたいな気持ちになりました。OpenFlow とかでもできそうですが、ラベルスタックで表現するとハードウェア実装のスイッチとかで高速に実装できて良さそうだなって思いました。

コンテナデータセンターの話は個人的に一番聞きたかった話で、法的な側面でどういった解釈をしてどのように実現するのか、という話やコンテナの魅力が延々と伝わって来て面白いなと思って聞いていました。狭い部屋が好きなのでコンテナを自宅に改造して住みつつ隣のコンテナをデータセンターにしたいですね。

生物から学ぶ深層学習という話は深層学習概論みたいなところがあり、どういった歴史背景でどのように深層学習というものが生まれ、アカデミアとしてはその研究がどのように進んでいて、進んでいくのかというところの傾向が分かって面白かったです。
その次のPFNでの深層学習の話は色々なネットワークの紹介なんかがあり、例えばGANに関する説明なんかは腑に落ちるところがありました。
GANで作られた画像とかはTwitterとかで見ることがしばしばあったのでGはGenarativeのGかな〜ぐらいの認識をしていたのですが、あれは敵対的ネットワークというものでノイズを基になんらかの解釈ができるような(それらしさを持つよう)に延々と学習するんだな、みたいな説明があってとても納得しました。分かってきた。

どの発表も難易度がそこそこ高かったなと思いつつ割と個人的には適度な難しさだったなとは思うんですが、それはたまたま自分が知っている知識がそのあたりに偏在していたからだと思っていて、一般的にみるとそこそこ難易度が高めな発表が多かったのでは、と思っています。
前回は割とテーマ的に自分が知っているところと被らないテーマが多かった気がした(うろ覚え)ので、このあたりは難しいですね。

会場的な話としては、前回は伊東の山喜旅館だったのですが今回の会場は軽井沢の軽井沢研修所というところでした。軽井沢研修所、温泉がない以外は個人的には一万点みたいなところがあり、過ごしやすくて良かったです。ちなみに散歩したところ裏で温泉を掘っていたので来年も軽井沢だったら温泉に入れると良いなって思ってます。
温泉の問題は個人的にはあまり問題視していなくて、それはなぜなら帰りに温泉に行ったからです。軽井沢はそれ自体が温泉地で例えば星野リゾートの発祥地である星野温泉(トンボの湯)というのがありますが、そこから山を越えると草津温泉や万座温泉、鹿沢温泉などがあり、最強の温泉地帯が広がっているわけです。このエントリで書く内容ではないので割愛しますが万座温泉は青白色のにごり湯で最高でした。

幹事として何をしていたかというと概ね無なので来年はもう少しがんばります。 :innocent:

Comments are closed.