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リクルートのインターンに参加しました

雑記

こんにちは、kyontanです。最高のインターンに行ってきました。

.+のインターンに(参加(し(まし)?た)|行った)シリーズも気が付いたら3本目です。タイトルに統一感がない。

インターンの正式名称は 「WINTER INTERNSHIP 2018 -ENGINEER-」です。

ちなみに過去のエンジニアインターン参加記事は以下にあります。よければご参照ください。

多分この記事を参照する人の7割ぐらいは、そもそもこのインターン (業務委託契約なので実際にはインターンではない) の概要に興味があると思います。これは探すと若干数ヒットするので、こちらの偉大なる先達の記事をご参照ください。

Recruit Summer Internshipに参加しました. – 未来永劫
http://shopetan.hatenablog.com/entry/2016/10/13/133031

cormoran’s note – Recruit Winter Internship 2017 参加記
https://blog.cormoran-web.com/blog/2017/03/rhd-winter-internship-2017/

DeNAのサマーインターンシップに参加してきました – たいむかぷせる2
http://studio-graph.hateblo.jp/entry/2017/09/16/211335
> リクルートホールディングスのインターンに参加していたので,それはまた書きます。

リクルートのエンジニアインターンはランチがすごいという前印象があり、それを印象づけた記事があったと記憶しているのですが、ググっても引っかからなかった。
ぜひご連絡ください。ちなみに、実際ランチは感動しました。記事の下の方をご確認ください。

インターンの感想にありがちな NDA (秘密保持契約)でほとんど書けない状況なので、それ以外のことを少しだけ書きます。

選考

記憶にありません。
というのは建前として、実際にはコードテストや人事面談、エンジニア面接等のステップからなります。(追記: 2019年ごろ?にコードテストのシステムが変わったとか変わってないとか)

事前面談でメンターから超魅力的な提案をされて、「それは最高ですね、やっていきましょう」みたいな雑な返しをした気がします。振り返ればこの時点で優勝(注: 別に優勝という概念はない)していましたね。

やったこと

配属は RTC (リクルートテクノロジーズ) で、あの事業の分析基盤をフルマネージドクラウドで作り直すようなことをしていました。

データ(分析)基盤や、パイプライン/ワークフローみたいなものに興味があったこと、クラウドに知見がなかったのでそのあたりも吸収できるみたいな感じで、最高のテーママッチングだったと思います。

メンターは、あのデータ基盤の分野では日本で第一人者といっても過言ではない @yuzutas0 大先生で、とにかく最高のやっていきがあるチームでやっていってました。とりあえずブログを見ると知見が一杯あって便利です。なんでもできるのかこの方は……?

インターン参加記によくある困難とそれを乗り越えた系の話

パイプライン、結構色々なツールが絡んでくることが多く、そのあたりをいかに上手く結合させるかみたいなところでアーキテクト力が養われたと思います。

また、インターン感想記事では、「○○を検証しました!」「こういうの作って便利にしました!」みたいなのは比較的よく見かけますが、実際にプロダクションに載るところまではいかないことが多いと思っていて、今回はそういうの無しでちゃんと載せるぞみたいな意志でやっていました。

ただ、スケジュール感は破滅していて、当初やるぞって言っていたことの下準備に日程の9割が費やされてしまいました。しかし本題は2日で終わりなんとか間に合った。流石に見積もりが甘すぎた。とはいえ単純作業は少なく、終始創造的なことをやっていた気がする。Toil (学びのない繰り返しタスク) じゃなくて最高。

あと、やっぱりインフラをやった上での感想として、オンプレ系の知見はかなり活きました。その他に基礎的な知識はどこでも使えて便利。(例: シェル芸)

読み書きした言語は (J)Ruby, Python (2/3), Groovy, Java, SQL, Shell Script, node.js とかではちゃめちゃマルチスタックな感じです。無駄に手を広げておくと何かと役に立つことが分かりました。
特に個人的には Python はクソだと思っていて触りたくなかったんですが、逃れられずにやっていたらいつの間にかアレルギー症状が収まっていたので最後の2日に役に立ちました、でもクソだと思う。実用的だとは思いますが……

結果として、だいたい全部をゴリゴリやったらなんかだいたい全部できました。
惜しいことに実運用に乗せて切り替えまではいかなかったんですが、並行運用までいったので多分近いうちにいい感じになると思います。(よろしくお願いします。) (追記: 切り替わったらしい)

環境

最高の一言に尽きます。

これは面白イベントなのですが、インターン前日にメンターからメッセージが来て、メンター「MacBook ProがUS配列なんだけど」私「じゃあJISキーボード持ってきます」メンター「(本体とキーボードが分離しているのは)疎結合でいいですね????」みたいな会話がありました。既にこの時点でコミュニケーションが雑になっていて、疎結合は最高ということが分かる。(???)

そして、やはり有名なインターンに来る学生はやはり優秀な学生が多い。ここでもまた知り合いに会ってしまい、世界は狭いなと思いました。インターン生交流イベントもあって、特に参加を強制されて面倒、という感じではなく普通に楽しい。良かったですね。

ところで社員証のストラップをこれにしたらモチベーションが主観で3割ぐらい上がりました。ぜひblessing softwareの一員としての意識を持って仕事をしましょう。

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コミュニケーション

これは心理的安全性が確保されていました、の一言で済む話です。伝われ。

メンター (@yuzutas0) が最高なのは上にも書いたんですけど、上手く文脈の疎通ができて良い意味で雑なコミュニケーションが取れるというのはとてもいい環境です。
とくにオンボーディングはよく整理されていて、上司力の高い上司でした。多分僕も部下力を発揮したと思う。

ところで Slack のアイコンを普段使っているもの (凪のあすからの汐留美海)に変えたところ、メンターに「版権アイコンじゃん(笑)」と煽られたのはまだ根に持っています。

マジでほぼ1~2日に1回の頻度で1on1をして、予想される不安から取り除けるものは取り除いたり、設計についてアドバイスをもらったり、レビューで突っ込まれたりdisられたりしてとにかくコミュニケーションの密度は高かったです。

Slack は雑に #times_kyontan に延々と思考を書き連ねていたら割と色々な人が絡んでくれて議論もできて技術的雑談ができる環境最高だなって思いました。
流石RTC 、噂に聞く色々な人がいるなと……

やっていきがある環境って多分こういうことなんだなって思います。

生活

明日から毎日11時にくるぞ12:25出社予定です、すみません……14:55出社予定です14:30ごろ出社予定です流石に最後に「もっと早く来られると良かったね」とか煽られるかなとドキドキしてたんですけど、特に何も言われませんでした……

(そういえば事前面談で「朝弱いんですけど、遅くてもいいですか」「日が昇っている時間に出社していれば」「なるほどね」みたいな会話をした気がする。)

結果的に、毎日座れる時間に通勤して、いい感じにやって、座って帰って寝る、みたいな最高の生活をしていました。
東京駅直結(ホーム→自席が5分)は最高でしたね。

ちなみに最終日はグリーン車で通勤しました。これはその様子です。

その他、なんかバランスボールが転がっていたので1週間ぐらいその上でふよふよしながら仕事してました。
さすがにふよふよしすぎて怒られるかなって思ったけど最後まで怒られは発生しませんでした。

夜に、疲れたのでルートビアを買ってきて飲んでいたらメンターに酒を飲んでると思われていが特に突っ込まれなかったというイベントもありました。それは流石に突っ込んで欲しかったですね。

あと、転がっていた Thunderbolt Display を使ったところ、遅延が少なくて割と最高なんですけど、グレアでかつ画面の位置が高く首が疲れたので、結局 MacBook Pro の解像度を 2560×1600 とかにしてやってました。

飯の話が既存のブログ記事でされているからと言って飯の話をしないとは言っていない。

ランチは毎回色々な部署のすごい人と話すことができたのですが、私がインターンで一番上手く使えなかったのはこれに尽きると思います。人から話を引き出すのが下手すぎるので今後なんとかしたい。

画像を並べ立てても品がないのでもっと品がない感じで行きます。

あとは最終成果発表スライドから1枚引用します。

最終成果発表で飯の自慢をする時間がなかったので、上のスライドみたく全部のスライドの背景に飯やらなんやらを積めたんですけどあまり気付いてもらえなかったらしい。

 

まとめ

最終成果発表ですが、あまりにも話したい内容が多すぎてスライドが163枚になりました。3分ぐらいオーバーしました。ダメです。
とりあえず一番ウケた(と主観的には認識している)ので良かったとします。

(注: 優勝という概念はない)

今回は全能感を持ってやっていくというのを意識して立ち振る舞っていて、とにかく現状の構造だったり、社内ドキュメントだったり、場合によってはソースコードまで片っ端から目を通すようにして1ヶ月を楽しみました。

個人的には全能感があると、不安が減ったり精神的なハードルが下がってストレスも減ったりで良いことづくめなので、良い振舞いだったなと。

これは簡単なようでいて、そもそもそういったものが当たり前のように文書化されて構造化されている環境というのがそもそも恵まれていて、そういうところも含め最高でした。

統括

最高のインターンで最高にやっていきを発揮して最高の成果を出しました。でも色々惜しいのでやっていくことにします。

そういえば今回のインターンの報酬で Sublime Text 3 のライセンス買うわwwって開始時に言ったの思い出したので買いました。
日頃お世話になっているし今回も生産性が100倍ぐらいになりました。

お世話になったメンターやチームの皆様、関連部署の皆様、人事の皆様ありがとうございました!!

 


ところで、東京駅に前から行きたかった常陸野ブルーイング・ラボがあったので、インターンと関係なく行ったりしました。
これは勢い余ってバゲットを頼みすぎる図です。美味しかったなあ。

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